6.お家はなぜ高いのか
都市部の住宅(マンション含む)ってべらぼうに高いですよね。
どうしてか? そう、「経済相対性理論」に照らし合わせると、「それでも買える人がいる」
からです。
一言に「住宅」と言っても、それは主に「土地」と「建物」に分けられますよね。
「建物」が高い理由は、まだ理解しやすいです。
一つに人件費が高い。二つに各種規制が多い。
(よく諸外国から「日本市場は閉鎖的だ」と言う文句が出るようですが、確かに日本は規制が
多いようで、しかもそれが合理的に理解しにくいモノが多いと言う気がします)
3年ほど前、シンガポールに接するマレーシアの都市で、日本人から見たら豪邸を見せられ、
「これだと、日本円で300万円で買えますよ。永住したらどうですか?」と言われたことがあります。
現地の給与水準から言えば、その十倍と言った感覚でしょうが、家自体は近代的なモノでした。
(マレーシアの近代化は凄いペースですからね)
人件費はある程度仕方がないとしても、その気になって取り組めば家はもっと安く建つのでは
ないでしょうか?
さて、問題は「土地」です。
「土地」には「原価」も「人件費」も関係ありません。あるのは「相場」です。
「相場」である以上、オークションと同じく「持てる者」から良いところを取っていくのは
仕方がありません。問題は「必要以上に持っていく」ことです。
「日本は土地がないから」とか言いますが、しかし、まだ遊んでいる土地はいくらでも
あるようです。
とは言っても、我ら貧乏人は仕方がないので少々不便でも、かなり狭くても、莫大なローンを
組んででも買う羽目になるのです。
そして、借りたお金の利子としてこれまた気が遠くなるようなお金を払うことになります。
挙げ句に、この利子収益で、もっと便利なところの土地や家が買われて行くと思うと、
なんだかやり切れませんね。
(もっとちゃんとした競争があれば、こんなひがみも生まれないのでしょうが)