Gamebook a Go! Go! バックナンバー10号



2年越しの手紙


 ♪ラヴレタ〜フロ〜ムカナガワ〜・・・ごめん。皆さんは2年前にGo!Go!のナムコスペシャルで「櫛田理子さんにコラムをお願いする」というハナシをしたと思うけど、櫛田さんのご多忙のため、コラムが送られてこなかった。というか、わしもすっかり忘れていた。「そういえばあんなネタあったなー、ウヤムヤかなー」なんて思い出していた今日、なんと櫛田さんからメールが来ていました。びっくり。お願いしたのは97年の7月だからもう2年も経つのか。早いなー。このページも2年以上経つのかー。

 というわけで、今回このコラムをアップすることにしました。櫛田ファンの皆さん(わし含む)目をかっぽじってよう見ろよ・・・ってこれじゃ何も見えへんな。目を皿にして・・・じゃないや、血眼でじっくり見ろよ・・・決まった。


私のシャアはここにいる……『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』

櫛田理子

 私のココロに残るゲームブックのベスト1は、『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』だ。
 当時、ガンダムがこんなかたちでこんなに続くとは思ってもみず、行方不明となったシャア大佐の消息にアレコレ想いを馳せていた……というか、本気で心配していた私(バカ?)(ちなみに『Zガンダム』放映後も、空白期間を心配する想いは変わらなかった)。そんな私に、行方不明となったあの直後からのシャアの行動をプレイヤーに委ねたこのゲームブックは、ココロの安らぎを与えてくれたのである。
 シャアのムチャクチャな強さ、デッドエンドの場合のシャアらしい壮絶な死にざま、イメージを損なわないさし絵(しかも素顔!)などなど、ガンダムのアンソロジー的な物語としてはバツグンの完成度で、コレをコミックやオリジナルアニメビデオにすれば面白いのに、と今でも思う。シャアが主人公という視点もスカッとした。のちに『Zガンダム』のジェリドを主人公としたゲームブックもリリースするという、このシリーズの姿勢は、敵・味方という概念を崩そうとしたガンダムの理念を補完しているともいえるのではないだろうか。
 シャアの視点から語られた物語としては『Zガンダム』があるが、私としてはあのシャアは、その強さを十分に発揮できないままで、なんだか見ていられなかった。圧倒的な強さを誇ったこのゲームブックのなかのシャアこそ、私のココロのなかにあるシャア・アズナブルそのひとであった。


 とまあ、こんなわけだ。てっきりナムコネタかなと思ってびっくり。ガンダムとは。わしはG世代じゃないので(<逃げ)そーなのかー的なハナシもあったが、シャアは強くてかっこよかったですね。嗚呼、大阪におったときに「ヒーローは眠らない」の「ガンダム大会」を見ておけばよかった(2・3年前から毎日放送では火曜日の深夜に「ヒーローは眠らない」というタイトルで懐かしのアニメを放送していた。ガンダムのほかに、あしたのジョー、妖怪人間ベム、エースをねらえ2、ドロロンえん魔くんなど)。そういや、「おこんないでね」でもアムロ役の古谷徹さんといっしょにガンダムRPGをプレイしたとき、古谷さんが「人気あるからシャアをやります」とおっしゃった事実をみてもシャアファンて結構いたんですね。(ダブルゼータのときは「年齢と顔が合ってない!」とツッコミが入ってた気がするが・・・)

 「赤い彗星」か・・・持っていた気がする。こんど大阪に戻ったときに調べてみよう。持っていたらやってみよう。あ、「赤い彗星」は勁文社刊です。ゲームブックでは勁文社のほかにホビージャパンから出ていたZガンダムシリーズがあります。ガンダムシリーズって以外なところで見つかったりして、ちょっとオトク感があります。というか、わしにとってはガンダムの勉強のほうが先・・・というのが正論か・・・こんど日本橋で「GUNDUM’S(日本橋にあるガンダム専門ショップ。どうやら上新電機の系列らしい。ここはガンダム密度濃し)」に行こうっと。


 あと、関係ない話になるけど、日本橋のイエローサブマリンでも社会思想社のゲームブックを取り扱っているそうだ。こののち、中古ゲームブックも取り扱ってくれたらなあ・・・。


次号予告・UO地獄からたちなおれるか?