第13号


今回は「ツァラトゥストラの翼」でがす


今回は、「ソーサリー」とか言うていましたが、急に予定(あったっけそんなん???)を変更して「ツァラトゥストラの翼(講談社文庫)」について書いていこうと思います。

実はというと、このゲームブック、なかなか実物を拝むことができなかったんスよ。「ある」という話を聞いたり、実物の写真をWebページで見たりして、なんとか実物を見つけだそうと切磋琢磨(四字熟語の使い方間違っているなあ・・・)した結果、昨日(2001.9.17)よーやく堺の古本屋で見つけました。というわけで、感想なぞを・・・。

このゲームブックは、岡嶋二人(おかじまふたり)という推理小説家(実際は、二人合作のペンネーム。現在はコンビ解消している。そのうち一人は現在の井上夢人)が1986年に書き下ろされ、講談社から発売されたものです。但し、今回僕が読んだのは、1990年に発売された文庫版です。

肝心の内容は、もちろん推理物です。大富豪が殺されて、翼のレリーフにはめられた宝石「ツァラトゥストラの翼(以降、ZW)」が盗まれたので、犯人を捜してZWを取り戻せ、ちゅうものです。しかし、さすが文壇界の賞を次々と取っていった小説家、ヤワな犯人探しではじぇんじぇんありませんでした。なにせ、2時間ドラマにあるような本筋とは関係のないラブストーリーなんかありません(爆笑、だいいちV・ダインの二十則に反しているし(さらに爆笑))。調べに調べまくって犯人を突き詰めていけばいいのです・・・とはいえども、不要な部分を削ぎ落としたんやと思うけど、読んでると淡泊な印象がありますなあ。狂言回し役がいるにも関わらず・・・。ちょっと残念。

とはいえ、シナリオ中にはキョーレツな山場とかドンデン返しがあって(思わず「たけしの挑戦状」を思い出しちまったい)、気が付いたらノメリ込んでしまいました。

しかし、あの暗号は・・・ちょっと・・・。ちょっと情報を与えなさすぎましたな・・・。これじゃ発売当時、「わからない」という手紙が山のように集まったのはうなずけるかも・・・。 

とはいえ、やってみてソンはないですよ。はい。[2001.9.18]


次号予告・今度こそ「ソーサリー」かな?