Gamebook a Go! Go! バックナンバー3号


変身合戦!

ババァ「・・・・・・・・! ・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
四太夫「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
説明しよう。前回で「クリックリックリッポイッじゃ」と大口叩いたわりに知識勝負では互角の争い。それがエスカレートしてついには誹謗・中傷合戦になってしまった。そのため、ここでははっきりと書けないんでごんすよ。
ババァ「おい! そこのデブでカイショなしの館長! なに一人でブツブツ言っとるんじゃ! 」
やや、ババァめ。まだ元気あるじゃねえか。よし、ここでそろそろ例のものといくか。ほれ、四太夫、これを見ろ!
ババァ「ん? なんじゃ? ただのバスケットボールじゃないかいな。こんなんで・・・どうしたんじゃ四太夫!?」
四太夫「う・・・うう・・・うぉうぉうぉ・・・ウガォーッ!」
 四太夫がバスケットボールを見た瞬間、うめき声を上げて身の毛もよだつ狼男に変身した!
四太夫「ウガーッ!」
ババァ「なんじゃと! エド・ウッドでもこんなしょーもない設定はしたことないぞ! コスプレならワシも負けんぞ。ふん! ふぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・」
ああっ! あの姿は!

 しかし何じゃのう。このページの第1回をアップして5ヶ月、全然反響がなかったからこのページを閉鎖する予定じゃったんじゃが、館長がサボっている間に「もっと更新して!」という書き込みが来て、ついにはゲームブック専門の掲示板を作ったんじゃから。世の中ってわからんのう。ま、けっこう返事が来たのでゲームブックをやりたくなって膨大なコレクション(300冊。いつかは総リストをアップしてみたいのというのは館長の弁)の中からちょっと引っこ抜いてやってみたんじゃ。今回はこれらの中からいってみるぞい。
 まず最初は「ロマンシア(JICC出版局、現在の宝島社)」。日本ファルコムの宮本さん(現在でもおるんじゃろか?)が書いたやつじゃ。この本の特色は節の分かれ目(プロローグ、中間点、エピローグ)が漫画で書かれてあることじゃ。漫画を書いているのは星里もちる。「ビッグコミックスピリッツ」などに描いている漫画家じゃ。しかし、この本を読んでいると、なんじゃな、懐ゲーらしいほのぼのとした雰囲気が醸し出されているのう。こんなノリはFF7では絶対に味わえんのう。なにせストーリーは単純そのもの。「お姫様がさらわれた! 助けろ!」というファンタジーRPGの王道のど真ん中を行くもんじゃからして。でも、ゲームブックの中でパソコン版(ファミコン版ではない!)「ロマンシア」の雰囲気は十分に出ておったぞい。でも、チェックの付け忘れ落丁はちょっと・・・。

1997.7.12


 もう一つは「恐怖の幻影(社会思想社)」。R.ウォーターフィールドの作品じゃ。これの特色はなんといっても夢と現実との二面性。ゲームブックではドラクエ6よりも前にこのタイプのシナリオができていたことになるな。ゲームブックはその性質上、どうしても一つの世界にしか行動を起こすことができなかった。でも、ウォーターフィールドはそれを解決してくれた。主人公が森エルフというのも珍しい。かなり考えたんじゃろうな。ふむふむ。
 この作品では、夢の世界と現実の世界を旅するのはさっき書いたとおりじゃ。夢の世界はゲームを解決するヒントに、そして現実の世界で実際に冒険を行う。全く新しいタイプの進め方じゃ。これをもうちょっとヒネればかなり複雑な冒険旅行ができると思われるぞよ。例えば、世界Aで得たアイテムが世界Bで役にたつとかね。過去と現在でもおもしろいんじゃなかろうか。このシステムの登場がもうちょっと早ければ・・・と残念に思ってしまった作品じゃ。いっぺんやってみてたもれ。

1997.7.13


次号予告・さあ、ババァは何に変身したのか?