2001年9月のある日。

二十一世紀最初の夏も終わろうとしている頃。

気持ちがぜんぜん未来に向かないおじさんは、今日も中古カメラ屋のショーウインドーを熱心に眺めておりました。

その日おじさんはちょっと昔の小さなカメラOLYMPUS PEN EE-3と出会いました。

おじさんはそのチャーミングな姿に一目惚れしました。

数枚の千円札と引き換えにPENはおじさんの元へとやって来ました。