★吉方位には、1年間の吉方位である「年盤」。1ヶ月の吉方位である「月盤」。毎日の吉方位である「日盤」。2時間毎の吉方位である「時盤」があります。
★これら4種類の盤が全て同じ吉方位を示す事は、年に数回しかありません。だから、どの盤を使って吉方位に行くかは、悩むところですが、この中で、一番効果があるのが「時盤」なのです。昔、中国のある流派では、時盤を使って引越しをしたという話もあります。
●時盤●
★2時間で吉方位が変わる時盤ですから、今、目的の方位が凶であっても数時間すれば、吉になる事もありますので、吉方位を決めやすい盤だと言えます。しかも距離の影響が少ないので、近場でも効果が出ます。早ければ、吉方位の効果が当日や翌日に出る事もありますので「旅行先で良い事がある」と言った事にも使えます。
入学等、試験の時に前日に試験会場が吉方位になるホテルに泊まり、翌日は、ホテルから吉方位である試験会場で試験を受ける・・・という方法でも使えます。
★私の場合、銀行のATMに、たくさんの人が待っていた時、時盤で吉方位に位置する他のショップに行き、再びATMに戻ると、すいていた・・・という例が何度かありました。
★ところが、この時盤。その使い方は、非常に難しいものがあります。
★まず、吉方位へ移動ですが、移動中に止まると、その効果は減ってしまいます。つまり、信号待ちや渋滞などです。
また移動速度も影響します。例えば、電車に乗って移動する場合、自宅から駅までは歩きますので、数キロの速度です。ホームで電車を待つので0キロ。電車に乗ったら60キロ。
このように移動速度にムラがあると、効果は減ってしまいます。
★時盤は、吉方位の効果が、早く、そして強く出ますが、使い方が難しいので実用的ではありません。
●年盤●
★次は、年盤を使った吉方位を考えてみましょう。
★九星気学をやっておられる方は、年盤を重視する方が多いです。
この年盤は、1年間、吉方位が同じなので、目的の方位が凶の場合、吉になるまで1年以上かかり、場合によっては数年間、目的の方位が凶のままの場合があります。
★年盤は、移動先での滞在時間が長い、引越しに使う方が多く、数日で帰ってくる旅行には、年盤を使う方は少ないです。年盤は、その効果が出るのが、非常に遅く。また、ゆっくり出てきますので、その効果が出る頃には、寿命で他界してしまう場合もあります。
昔は、個人の幸せより、一族や子孫の繁栄を重視した時代(時代劇等で「子孫、末裔(まつえい)まで呪ってやる」というのが、出てきますが)でしたので、年盤を重視した考え方が、今でも残っているのでしょう。
★それと、年盤を使う上で、重要な事があります。それは、人の運勢は吉方位だけでは変わらない事です。
考えてみれば「そりゃ、そうだ!」と言う方も多いかと思いますが、一部の吉方位鑑定をされる方は、吉方位以外の占いを考えない方が、おられるようです。
★人は生まれた時に、半分以上の運勢が決まると言われています。四柱推命など生年月日で占う占いは、この運勢を占うもので「先天運(せんてんうん)」と言います。つまり年盤で吉方位へ引越しをしても、その方位の効果よりも、先天運が悪ければ、打ち消されてしまいます。
自宅の風水の影響もあります。風水が悪ければ、住む人の運勢は悪くなりますので、年盤で吉方位へ引越ししても、引っ越した家の風水が悪ければ、方位の吉効果は消されてしまいます。
年盤で吉方位へ引越しをしても、旅行や普段の移動などで凶方位へ行けば、年盤の効果は打ち消されてしまいます。
★年盤は、効果が出るのが非常に遅いので、その効果が出るまでに、風水や先天運、日盤などでの吉方位など、色々な要素が影響するので、年盤の吉方位の効果が出るまでに消されてしまうのです。
★そのような理由から、私の場合、例え引越しでも、年盤を重視する事はありません。
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