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イギリス編 日常 住まい 食べる 買い物 遊び

習慣や文化の違いは思ったより大きく、不思議も一杯。住めば何処も都でした

イギリス編 ”日常”
新着No Travellers


誇り高きかな・・   A to Z 自動販売機Part2Part2
 
中華街の不思議Part1Part2   Millennium Part1 Part2  
 
ホーム・パーティPart1Part2   バンク・ホリデー 雨と傘・・・
 
階級制度 Part1Part2   紙幣と硬貨Part1Part2  
 
”bobby” Tube Patr1Part2 うれしいお土産Patr1Part2
 
高貴な方々 スピーカーズ・コーナー    
 
イギリスの子供達 Part1Part2   スリッパ Part1Part2  
 
黒猫は不吉? au pair(オーペア)    
 
英国ニュースダイジェスト 近頃のイギリスPart1Part2    
 
ケルト神話 エリザベス皇太后    
 
No Travellers      

 


 

 

 

誇り高きかな・・ 

     世界中どこでもそうだと思うのですが、街で良く見かける光景の一つの、
   バスや電車を待つ列でのお話。お買い物のの帰りにロンドンの繁華街、
   ピカデリー・サーカスで帰りのバスを待っていました。私は折からの小雨
   のため列には並ばず、少し離れて雨宿りしながら待っていました。列はさ
   ほど長いものではなく、4・5人だったせいもあり、列だと思ってみれば、
   そう見える程度の列でした。
     そこへやって来たのは、くわえタバコで上から下まで黒の革づくめ、
   ヘアー・スタイルはバリバリのパンク、身長も高く、体躯も立派な若者で
   した。彼にはその、あるような、ないような列が目に入らなかったようで、
   平然とバス昇降に一番近い場所、つまりは列の一番前へ進み出ました。
   彼が列の先頭とおぼしき場所に落ちつくや否や、それまで列の先頭だった
   おばあちゃまが、小柄な方で杖をついていらしたのですが、シャキっと頭
   を上げ、自分の倍はあろうかと言うパンクの男の子の視線をとらえて一言。
   ”We are on the queue.”(列に並んでいるんですよ!!)
   言葉と同時に手に持っていらした杖で、男の子の足元をパシリと打ち、
   払いのけようと・・・。
   まだ、渡英して間もない私はその光景に驚き、はらはらしておりましたが、
   その男の子は、少し驚き、やがて肩をすくめて、”Sorry!!”と、おばあち
   ゃまに微笑んで列の後ろへと並びなおしました。
   間もなく到着したバスに当然一番に乗り込んでいった、おばあちゃまの
   背中は、心なしか、まっすぐに伸びて、凛として見えたものでした・・・。

2000/01/20

 
 

 

 

 

 

 

A to Z  

   ロンドンに住んでいるいる人なら、ほとんどの人が持っている本と言えば
   ”A to Z”。本といっても地図なのですが、A5サイズの本の形に
   なっていて、ロンドンの通りという通り全てを網羅しています。
   日本のように○町目XX番地の住所でないせいもあるでしょうが、これは
   慣れない外国人にはとてもありがたいことです。通りの名前とお家の番号
   さえわかっていれば、全然知らないところでも、”A to Z”でたち
   どころに発見できますし、タクシーなどは住所さえ知っていればどこへで
   も迷うことなく運んでくれるのですから・・。
   さすがに、お家の番号までは”A to Z”に記載されてはいませんが
   通りにたどり着けば後は順序正しく並んでいますからまず迷うことはあり
   ません。
   あまりに有名なロンドン版”A to Z”の名前にちなみ、イギリスの
   各地には、その土地版の”A to Z”もたくさんあります。
   ロンドンに到着してすぐに買い求めた私の”A to Z”は、住まい捜
   し、お友達のお家への訪問、お買い物と、みるみる間に使い古され、帰国
   する時には2冊めを持って帰ってきました。
   地図を片手に道を尋ねる外国の方をみると、日本にも”A to Z”が
   あればなぁと思い出します。

 2000/01/27

 
 

 

 

 

 

 

自動販売機 Part1 

     雑誌から飲み物、タバコ、果てはお花など、いろいろなもが買える自動
   販売機。日本ではごくごく当たり前のことです。もちろんイギリスにも、
   自動販売機はあります。最もポピュラーで、良く機能している自動販売機
   は、駅などにある券売機。これは日本と同じように使うことができます。
   あとは、ホテルなど係りの人が常駐している場所の自動販売器。これも比
   較的良く機能しています。渡英してまだ1週間も立たない頃、所要で地下
   鉄に乗った時のこと・・・。ホームにガムの自動販売機がありました。
   何でもが珍しかった当時の私は日本とはちょっとスタイルの違う自動販売
   機を使ってみたくて、小銭を取り出して・・。丁度の金額がなかったので
   少し大きめのコインを投入しました。はじめは分かりにくかったのですが
   所詮は自動販売機、どこの国でも作りは似たようなもので、お目当てのガ
   ムのボタンを押して・・・。
   ところが、待っても待っても出てきません。そこでもう一度・・。
   何度挑戦してもウンともスンとも言わない販売機にみきりをつけて、返却
   ボタンを押してもコインも戻ってこない・・。疲れてあきらめようと思っ
   たところへ、一人のビジネスマンらしき人が通りかかり、
   「どうしたのか?」と聞かれて事情を話すと、彼はいきなり、販売機をポ
   カリ!で次ぎにゴンっと蹴っ飛ばし、何度か繰り返して、私を振りかえり
   ニッコリ笑って、肩を竦めてみせて・・・、
   「次ぎからは機械を信じちゃ駄目だよ。」と言い残して行きました。
   思わす笑ってしまった私でしたが、後で聞いてみると皆曰く「よっぽと困
   った時以外は自動販売機なんかには頼らないね。だってちゃんと品物が出
   てくることなんかめったにないもの」とのことでした。
   日本にも壊れたままの自動販売機はあるのはありますが、たいていは故障
   中の張り紙がしてあったり、使えない状態になっていますよね?駅の構内
   に公然と置かれていて、いかにも使えそうだけど使えない、それでも、撤
   去されるわけでなく、修理されるわけでもない。それは、私にとって不思
   議な光景の一つでした。

2000/06/29 

 
 

 

 

 

 

 

自動販売機 Part2  

     自動販売機で思い出したお話・・。私はタバコには縁がないため知らな
   いでいましたが、日本から来た友人が不思議そうに言っていた話では、
   ホテルに宿泊中ロビーにある自動販売機でタバコを買って、開けてみると
   なんだか、スカスカしているので、本数を数えてみたら、17本のタバコ
   が入っていたそうです。で、パッケージを見ると確かに17本って書いて
   ある。また別の折、今度は別のホテルで同じようにタバコを買うと、今度
   は18本入っていたそうです。で、駅や町のニュースエージェントで買う
   と20本入ってるし・・・。パッケージは全部本数以外は同じで値段も同
   じ「おもしろいね。」との事でした。日本では考えられないことですが、
   定価という考え方はどんな品物にもあまりないようで、売りたい値段で売
   るのが普通とのことでした。どの値段で買うかはお客さんの判断にまかせ
   れば良いことで、たとえそれがタバコであっても関係はないようです。
    そういえば、自動販売機とは関係ありませんが、公衆電話もよく壊れて
   いました。お金を入れてもウンともスンとも反応しない電話の多いこと。
   慣れてくると分かるようになるものですが、はじめの頃は、他の電話がた
   くさん空いてるのに電話中のボックスに列が出来ていたりして・・、不思
   議に思いながらも、空いている電話を利用しようとして、小銭を失ってし
   まうこともしばしばでした。だいたい5台電話が並んでいても使用できる
   のは2台くらい。それも自動販売機と同じで、ほとんど修理も撤去もされ
   ないようでした・・・。   
   

2000/07/06 

 
 

 

 

 

 

中華街の不思議・・ Part1  

     世界中どこへ行ってもあるのではと思われる中華街。もちろんロンドン
   にも大きな中華街があります。メインの通りは結構長く、その裏側の小さ
   な通りまで含めるとかなりの範囲にわたっています。場所もロンドンの繁
   華街の中心地にほど近く、とても便利な場所です。
   そこは、もちろん中華料理屋さんを始めとした、店舗の集まりなのですが
   私達日本人にとっても大切なお買い物の場所でもありました。
   もともと、中華料理はイギリスに住む日本人にとって、高い日本食の代用
   として貴重なお店なのですが、中華街のお店に並んでいる食材も魅力的な
   物が多かったようです。
   たとえば、お野菜だと、きゅうりやレタス、玉ねぎなど、どこでも買える
   お野菜も多いのですが、白菜や大根、白ねぎ等は普通のスーパーでは売っ
   ていない食材も中華街には揃っています。その上、これって中華料理の食
   材?と思われるような物まで(例えば高菜のお漬物とか・・)おいてあり
   ます。日本酒も買えるし、インスタントラーメンも手に入る不思議な場所
   でした。ただし、例えばお漬物は3日は塩抜きしないと食べられないほど
   辛かったり、ラーメンもちょっとお味が違ったりするのですが、乾物のコ
   ーナーには、韓国語で書かれた激辛のラーメンとか、ポッキ―のまがいも
   のとか、お茶漬けのリやフリカケなんて言うものまで揃っています。
   もちろん、日本人用のお店で買うよりずっと値段も安いのですが、何故か
   日本の物とは微妙に違うという不思議なもの達がいっぱいでした。
   土曜、日曜はもちろん。普通の日でも、ほかのスーパーはすでに閉店して
   いる時間でも営業しているし、仕事帰りや、お休みの日の午後などよく助
   けて貰ったものでした。
   ロンドンの町の真中にありながら、そこだけ違った時間と価値観が息づい
   ている町は、初めての外国暮らしの私にとって不思議の街でした。
   

2000/08/10  

 
 

 

 

 

 

 

中華街の不思議・・ Part2  

     中華街で待ち合わせをしたり、ブラブラお買い物をしていると、時折
   道を尋ねられます。その日も私は遅いお昼を飲茶でもと中華街に近い場所
   でお友達を待っていました。電話ボックスの近くで、誰かがボックスの中
   で電話をかけているようす・・・。しばらくして、ボックスから出てきた
   人は東洋系のお顔。少し困った様子。日本人かなぁ??などと思いながら
   ボーっとしていると、彼女が近づいてきて、やおら何やら早口でまくし立
   てます。聞いても、聞いても解らないその言葉は中国語でした。
   中華街を歩いていると時々あることですが、私を同じ国の人だと間違えた
   ようです。何かが聞きたかったようなのですが、私に解るはずもなく、
   彼女が行きすぎるのを待っていたのですが、相手は片言の英語に身振り手
   振りを交えて何かを伝えたい様子・・・。さて・・どうしたものか?
   とりあえず私もあまり上手でもない英語で応戦。どうやら、朝空港へ着い
   たばかりで、親戚もしくは知り合いの家へ行きたいけれど迷ってしまった
   らしいと言う事は理解できました。住所を見せてもらったらなんとな〜く
   解りそうだったので、お友達が来るのを待って連れて行ってあげることに
   しました。道々お話を聞くと彼女は中国本土から来たらしく、イギリスで
   仕事をして、もう中国には帰らないつもりだとか・・。
   どう見てもまだ10代。日本なら、十分親がかりの年齢、家族と離れ、言
   葉もよく通じない世界へ身体一つで飛びこんでくるパワーは驚くほど力強
   く感じられました。言葉は通じなくても、中華街なら守ってくれるそんな
   安心感が彼女にはあるようでした。実際、中華街のレストランには、英語
   がほとんどわからない、ウエイターやウエイトレスはよく見かけますし、
   ちょっと路地に入れば、東洋のお顔の方ばかり、不思議の町中華街は、そ
   こだけ別の国のようでした・・。

2000/08/17  

 
 

 

 

 

 

 

Millennium Part1  

     最近イギリスはミレニアム・ブームだそうです。いつまでも、伝統にこ
   だわらず、新しいものをどんどん取り入れて新しいイギリスを、と言う
   事のようです・・。
   若い人の間では、ティーよりコーヒーが好まれ、昔ながらのサンドイッチ
   ・バーにかわり、プラスチックのケースに入ったサンドイッチが人気だと
   か・・。セカンドハンドの商品に人気があり、家は古いものほど自慢でき
   た時代が新しい世紀に向けて、動きつつあるようです。
   サンドイッチ・バーがこぎれいなお店に変わるのと同じに、そこで働いてい
   たおじさんや、おばさんが、今は、若い人達に替わっているということで
   す。以前は見かける事も無かったスターバックコーヒーがあちらこちらに
   建ち、かわりにティーの習慣が無くなり、パブも次第に消えていくのでし
   ょうか?寂しいうな、楽しみなような・・です。
    そう言えば、ロンドンでは今”寿司バー”が人気だそうです。しかも人
   気は回転寿司だとか、かの有名な王室御用達の”ハロッズ”にも、お店が
   できたようですから、いつか、カラオケに次いで日本が世界に伝える分化
   の一つとなるのかもしれません。
   極東の国日本と、極西の国イギリスと、新しい世代にはもう距離はないの
   かもしれません。

2000/11/2  

 
 

 

 

 

 

 

Millennium Part2  

     Millenniumが宗教上のお祭り2000年際であることはすでにお話し
   ましたが、日本では今年から21世紀の始まりとしていますが、イギリ
   スでは、すでに2000年に新世紀は始まったと考えています。
   どちらでも良いことですが、これも感覚の違いでしょうか?
   英国では新世紀を祝うことももちろんですが、Millenniumを祝っての
   アトラクションやイベントが2000年から始まっています。
   英国政府観光庁によればMillenniumからの3年間は、「英国文化のルネ
   ッサンス」だそうです。
   長く低迷していた英国の景気は、日本が景気低迷を始めた頃から除々に
   上向いていることも原因でしょうが、新しい物が次々にロンドンの町並
   みを変えているそうです。
   長く沈黙を守っていた英国。その頑なとも言えるスタイルが私にとって
   は魅力のひとつだっのですが、次ぎに訪れた時にはどんな変貌を遂げて
   いるのでしょうか?
   パブでエールだけの昼食をとったり、リンゴを齧りながらそれでものど
   かに過ごした午後は、他の国と同じようにスタンドコーヒーと軽食を慌
   しく流し込む風景に変わっていくのでしょうか?
   それとも、もっと違う何かが生まれるのでしょうか?
   楽しみなような、寂しいような感覚は私にとって英国がすでに思いでの
   地となっているからかもしれませんね・・。

2001/02/01  

 
 

 

 

 

 

 

ホーム・パーティ Part1  

     日本でも最近折りに触れお家でパーティをする機会が増えているようで
   すが、イギリスではもっと気軽に事ある毎に簡単なパーティがあります。
   たとえば、お引越し、お家の改装、新築、お誕生日、コンテストの入賞、
   美味しいワインを頂いたから、お庭のリンゴが実ったから、等など理由は
   果てしなくあります。もちろん、それらは正装していくような正式なパー
   ティではありません。親しい友人や家族と楽しむための口実のようなもの
   で、理由は何でもかまわないようです。
   私は特に単身で滞在していましたので、若い方達とのお付き合いが多かっ
   たせいもあり、全部に参加していたら毎週末出かけることが出きるくらい
   でした。しかもこれからの寒くなる季節は、屋内での楽しみがほとんどを
   占めることもあり楽しい催しでもありました。
   たいていの場合それらは、簡単な案内状で知らされてきます。
   何日の何時からと、パーティの趣旨(お誕生日etc.)とお家の地図が添えら
   れています。そして当日・・。はじめの頃は様子がよく分からないせいも
   ありたとえば、夕方18時からと案内にあれば、その時間の5分前から、
   遅くても5分過ぎくらいには着くように出かけていたのですが、そんな時間
   に行くとまだ、用意の真っ最中だったりします。
   もちろん、パーティの種類にもよりけりで、ディナーを頂いたりするような
   場合は時間にあまり遅れるのは失礼でしょうが、親しい仲間内の場合は、
   始まりの時間は目安で、参加者は自分の都合の良い時間にやってきて、
   都合の良い時間に帰っていきます。ワインや、チーズ、クッキーやお花等
   思い思いの一品を持ってやって来て、好きなだけ喋って、遊んで、帰って行
   くのです。
   お客様ともなれば、3日掛りでお掃除をし、お迎えしたら下にも置かない。
   そんな日本の来客とは一味違うと感じたものでした・・・。

2000/11/30  

 
 

 

 

 

 

 

ホーム・パーティ Part2  

     私がイギリスで働いていた頃のお話。私のいたフロア―は約40名ほど
   いくつかのセクションに分かれてはいましたが、結構フランクなお付き合
   いでした。日本ほど、忘年会だとか、新年会、歓送迎会を豪華にと言う習
   慣はありませんでしたが、お誕生日にはささやかなお祝いをして頂いたも
   のでした。発起人はお誕生日を迎える人の親しい人で、お誕生日近くなる
   と回覧の形で、カードと募金(?)の袋が添えられています。
   カードに思い思いのメッセージを添えて、添付された封筒に自分の許す限
   りの小銭を入れてフロア―の人全員へ回していきます。
   集まったお金で(たいてい20ポンド前後でしたが)発起人がプレゼント
   を選び、お誕生日当日に、オフィスでみんなを集めて手渡します。
   みんなの前で、挨拶するのはちょっと恥ずかしいものですが、良い記念に
   はなります。日々のお仕事の中のちょっとした潤いになっていたようです。
    その回覧がフロア―を回っている頃、同じようにもう一つの回覧が回っ
   てくることがよくあります。此方は、お誕生日を迎える本人からのホーム
   パーティへのご案内で、お家の地図と日程が添えられています。
   行きたい人は、地図と日程をコピーして、本人に行くよ〜って伝えるだけ。
   もちろん。ご家族でお祝いされる方やそういったパーティを全くされない
   方もいらっしゃいますから全ての場合とは限りませんが、若い人の間では
   かなりポピュラーだったようです。パーティはPart1でお話したスタ
   イルのものがほとんどで、お祝いも特別には持っていきません。何度か参
   加とた感想としては、親しい人ほど訪問の時間は遅くて、夜通しお話され
   ていたようですね。さほど近しくない人は早めに来て、早めに帰って行く
   そんな感じでした。人と人との付き合いの方法もお国が違えは少しづつ
   違っているようでした。
   

2000/12/7  

 
 

 

 

 

 

バンク・ホリデー  

     クリスマスの次はお正月。イギリスでは特別にお祝いはしませんが、
   一月一日(ニューイヤーズ・デー)は休日です。日本と同じように祭日
   には、イースター・マンデー、クリスマス・デーなど意味のあるものが
   ほとんどですが、総称してバンク・ホリデーと呼ばれています。
   これは、法律で銀行の休業が決められている日だからという意味ですが
   ほとんどが月曜か金曜です。
   また、私達はイギリスと一口に纏めてしまいがちですが、スコットラン
   ド、アイルランドなどには違う休日があったり、イングランドにはあっ
   て、他にはない休日もあっりします。
   いずれにしても、週休2日が通常のお国柄ですから、バンク・ホリデー
   と重なると3連休になり、ちょっとした旅行もできたりします。
   合理的といえば、合理的な休日の制度です。
   そういえば、日本でも最近は同じような制度が取り入れられているよう
   ですね。古くは郵便や鉄道、議会制度など遠い遠い東の果ての国から頂
   いたものも多いものです。古くからの日本の良き習慣もたくさんあると思
   うのですがもはどこへ行ってしまうのでしょうか?
   

2000/12/26  

 
 

 

 

 

 

雨と傘・・・  

     霧のロンドンと言われる街だけあって、この時期雨よりも霧が多いこ
   とは皆さんご存知だと思います。深い霧は町の中でも視界30センチに
   までいたることもあり、怖い思いをすることもありました。
   逆に雨はというと、霧のような雨が多く、日本のようにシトシトまたは
   ザーザーと降ることはあまり無いようでした。そのせいか私などはあま
   り傘のお世話になったことはなく、イギリス人も傘を常備していること
   はないようでした。それなのに、傘は結構凝ったものが多く、傘の専門
   店などもありました。どそこのブランドの傘というよりは、オリジナル
   で持ち手が変わっていたり、傘の長さが身長に合わせられたりと、様々
   でした。
    余談ですが、昨年の秋から冬にイギリスでは洪水だったそうです。
   300年ぶりの大雨とかで、友人の話しでは雨漏りや浸水はもちろんの
   こと、川の氾濫などで大変だったようです。
   日本のように始終水の被害にのないお国柄のこと、まるでプールのよう
   になった駐車場などがずいぶん長い間そのままだったようで、現在でも
   学校などの施設で使用不可になったまま休校になっているとか・・。
   行政のあり方が問われる日本ですが、何処の国もにたりよったりかな?
   などと思ったのは私だけでしょうか・・。

2001/01/11  

 
 

 

 

 

 

 

”bobby”  

     "bobby"一般的には人の名前の愛称ですが、イギリスでは警官のこと
   を"bobby"と呼ぶことがあります。
   なぜ"bobby"かは別として、現在でも町中でおまわりさなを見かけて思う
   のは、イギリス人はあまり背丈の高い大柄な民族ではなさそうなのです
   が、なぜか警官には大柄な人が多いのです。
   そして、これまた私の単なる感想かもしれませんがなんとなく、柔和で
   温厚そうなお顔立ちの方が多いように思いました。
   これは全くの個人的見解と噂話ですので真偽のほどは甚だ疑わしいので
   すが、ある友人の話しでは、一般的に警官は、威圧感を与え、危害を加
   えられにくいために大柄な人が多く、一般市民に怖がられないために、
   柔和で温厚そうなお顔だちの方が多いとか・・・?
   もし本当なら、なんと矛盾した、しかし面白い発想だろうと感心したも
   のでした。
   日本の街角でもおまわりさんを見かけることがありますが、イギリスで
   も町でおまわりさんに出会うことがあります。
   前のお話は別として、渡英当初、お家捜しなどで道に迷ったりした時、
   おまわりさんに出会うとなんだかホットしたものでした。
   と言うことはやはり、温厚なのかな?但し日本と違うところは、日本で
   おまわりさんに道を聞いて間違いだったりすることはあまりありません
   が、イギリスのおまわりさんは、親切なのですが、道はあまりご存知な
   いようでした。
   どちらかと言えばなれない英語の地図の方が頼りになるくらいに・・。

2001/01/18  

 
 

 

 

 

 

 

”階級制度 Part1”  

     以前にイギリスでは住み分けができていると言うお話をしたことがあ
   りますが、その根本にあるのがイギリス特有の階級制度(クラス制度)
   だと私は感じていました。
   たとえば日本でも時々使われる言葉に上流社会などと言う言葉がありま
   すが、現代の日本ではほとんど意識されることはないのではないでしょ
   うか?もちろん家柄や格式が重んじられる伝統的な部分も多く残っては
   いますが、イギリスのそれに比べるとその意識はずいぶんと希薄なよう
   な気がします。
    イギリスの階級はもちろん法律で定められたりしているわけではなく
   古くからの住み分けが生んだ産物のようです。
   階級は一般に"Upper Class"(上流階級),"Middle Class"(中流),
   " Working Clss"(労働者階級)と呼ばれます。
   Upper Classは王室とそれに連なる最上級のクラス、
   Middle Classは主に知識階級とそれに類するクラス、Working Clssは
   読んで字の如く労働するクラスとなっているようですが、この住み分け
   は、昨今かなり崩れ来ているとは言うものの、未だに生きています。
   その住み分けは文字通り住む場所から、働く場所にまで及んでいます。
   イギリスのどこかアンティークな印象は案外このあたりが原因なのかも
   しれません・・・。
                                           続く

2001/02/08  

 
 

 

 

 

 

 

”階級制度 Part2”  

     イギリスの階級制度の顕著なものに、学校への進学があります。
   Middle Class以上に生まれた子供と、Working Clssに生まれた子供達では、
   始めから選べる道も違っています。
   イギリスには公立と私立の学校があるのですが、私立の有名なボーディ
   ングスクール等は、そこの卒業生の子息には生まれたときからその席が
   用意されていたりします。ボーディングスクールは幼い頃からの寮での
   一貫した教育の中でそのクラスにふさわしい趣味や、教養、しつけにい
   たるまでを受け持ち、また、その中で将来に繋がる人間関係をも作り上
   げてさらに、オックスブリッジなどへ進学して行きます。
   逆に労働者階級の子息達は義務教育期間は、公立の自宅近くの学校へ通
   います。義務教育の後は職業専門校のような学校への進学か又はそのま
   ま家業を継いだり、働き始めたりが多いようです。
   もちろん、どの階級であれ進学に差別はなく、力さえあればどの学校を
   受験することも自由ですし、最近では進学率も高くなっているようです。
   労働者階級であろうとも、女性であろうとも、首相となれる反面、広く
   一般には、出身の階級により、進学から就職への道は始めから決まって
   いる感があります。
   これもやはり、イギリスの不思議のひとつでしょうか?

2001/02/15  

 
 

 

 

 

 

 

紙幣と硬貨 Part1  

     イギリスの紙幣。ご存知の方も多いでしょうが、何年か前に20ポンド
   紙幣が新しくなったそうです。
   £20紙幣の裏のファラデーの肖像がエルガーに変わったと言うことです。
   表はエリザベス女王なのですが、この表面の女王様の肖像、新しくなるた
   びに若返っているとか・・?
   私が在英中にも1度新しい紙幣になったことがあったのですが、その時に
   もそんな噂があり、比べてみたことがあります。
   その時は、たしかにすこ〜しは若返っていらしたようですが・・。
   今回は比較しておりませんのでわかりませんが、現在存命中の方の肖像で
   すから多少お顔付きがかわられるのは当然で、それにつれて、お札の肖像
   も変わるというのは、当然といえば当然。でも、その中に英国の独特のセ
   ンスも見える気がしました。
   紙幣はさておき、硬貨も新しいものができているようです。
   £2硬貨というのが新しくできたようです。
   私が渡英して始めてイギリス通貨を使ったときに、2ペンス硬貨があって
   不思議な気がしたものでしたが、£2硬貨も同じような感じなのでしょう。
   この£2硬貨発行されてしばらくは流通量も少なかったようですが、だん
   だん姿を見るようになったそうです。
   このあたりは、今の日本の2000円紙幣に似ているかもしれませんね。
   見知らぬ紙幣、見知らぬ£2硬貨ばかりになってしまう前にもう一度、
   訪れてみたいものです・・。
   

2001/03/01  

 
 

 

 

 

 

 

紙幣と硬貨 Part2  

     Part1では、現在の通貨のお話でしたが、今度はちょっと昔の通貨
   のお話。
   イギリスの通貨が現在の10進法に変わったのは1970年代始めの頃。
   そんなに昔の話ではありません。
   もちろん私自信は使ったことなどありませんが、イギリスで本を読んだり
   ちよっとした資料を調べたりすると、必ずこの以前の通貨でのお話が出て
   来ます。たとえば、有名なシャーロックホームズのお話や、ポアロさんの
   お話などにもしょっちゅう登場します。
   で、一番分かり難いのが”ギニ―”と”ハーフクラウン”
   1ポンドが20シリング、1シリングが12ペンス。1ポンド=240ペンス。
   で、1ギニーは21シリング。ハーフクラウンは30ペンス。
   なんて分かり難い(^^;)
   資料を調べながら、もし私がこの時代にいたら、きっといつも間違えて
   ばかりではと思ったものでした。
   その他に興味を惹かれたのは”6ペンス”硬貨。月と6ペンスと言う小説
   がありますよね?あ〜これだったんだと改めて感心。
   そう言えは日本にも六文銭と言うのがありますし、一分銀などという、
   解り難い通貨もありましたよね。
   それにしても、六文銭と6ペンス価値も似ているようで、世界がまだ自由
   に行き来できるずっと前から、人の思いつくことって似ているところが
   あるのかもしれないと、感心したものでした・・。
   

2001/03/08  

 
 

 

 

 

 

 

Tube Patr1 

     tubeとはご存知の方も多いと思いまずが、ロンドンの地下鉄の愛称です
   英語ではundergroundですが、一度でも経験の有る方はなるほどとお思い
   になるほどtubeという呼び名はロンドンの地下鉄にピッタリです。
   列車の走ってる線路・ホーム・迷路のようになった通路までチューブ
   そっくりです。 
   路線別に色分けされていて、標識をみながら行けばまず迷うことはないし
   とても便利な乗り物です。路線にもよりますが比較的安全なのも魅力的で
   す。ただし、その列車は乗り合わせがよければ普通ですが、運がわるけれ
   ば、これホントに座っても大丈夫??と思うほど汚れています。床は木目
   ドアは乗り降りする時自分でボタンを押さなければ開かない車両とか・・
   古くからある地下鉄だけに、新旧入り混じって様々です。
   古くても動く間は使うという考え方は広く浸透しているようで、このあた
   りに、アンティークが多く使われている理由もあるのかと思ったくらいで
   した。
   チューブの乗り継ぎの通路は地下の迷路そのもののようで、始めの頃は
   案内を追いながらビクビクものでしたが、なれてくるとストリート(?)
   ミュージシャンの姿も見えるようになりそれなりに楽しい便利な乗り物
   でした。  
   

2001/04/05  

 
 

 

 

 

 

 

Tube Part2  

     主にTubeで通勤していた私にとっての悩みの種は、時間の読めない事。
   日本の正確な時刻通りの電車になれていた私にとっては、不思議なくらい
   でした。その理由のひとつは、地下鉄への爆弾予告、考えられないくらい
   頻繁にあるホームや、駅の閉鎖のために1時間や2時間の遅れはものとも
   しないのです・・・。
   また、前回でお話したアンティークの車両はなかなか思うとおりに動かな
   いようで、点検のための遅れなどもよくありました。
   それでも、BR(ブリティシュ・レイル)を利用しての通勤に比べると
   ずっと、時間も正確でしたが・・・。
   と、ここまででは、そんなに便利ではなさそうですが、実は便利なことも
   沢山あります。ご存知の方も多いと思いますが、ゾーン制度を利用して
   いる料金体制のおかげで、日本なら、定期券は指定した駅から駅までの 
   利用しかできませんが、ロンドンの地下鉄は該当ゾーン内ならどこへでも
   行くことができます。その上バスも同じ定期で利用できるので、通勤定期
   一枚でたいていの用は足りるのです。
   この料金体制は見なおし案が何度も検討されているようで、いずれは変わ
   ってしまうのでしょうが、使う者の立場に立ったやさしい制度だと思った
   ものでした。

2001/04/12  

 
 

 

 

 

 

 

うれしいお土産 Part1  

     頂くものはたいていの場合なんでも嬉しいもの・・。でも差し上げる方
   は少しでも喜んでもらえるもをと考えるものですよね。
   そこで今回は、ホームステイや旅先で出会うはずの知人へ日本から持って
   行くお土産の話し。
   HPを開設してからよく聞かれるのが、ステイ先の方へのお土産は何が良
   いかと言う質問。
   私がお勧めするのは、高価でなくて、嵩張らなくて、できれば消耗品が良
   いのではとお返事します。
   時と場合にもよるのですが、多くの場合語学学校への留学で、学校紹介の
   ステイ先へのお土産をとお考えの方には上記のお勧めをします。
   語学学校が紹介するステイ先は学校との契約を結んでいますので、入れ替
   わり、立ち代りに留学生がやってきます。しかも、長年やっていると日本
   からの学生も何人も迎える事になるわけです。
   その場合、そのつど置物等を貰ったらどうでしょう?私だったらちょっと
   困るかなぁ・・?しかも初めてお目にかかるわけですから、相手の趣味も
   わかりません。地元の絵葉書のセットとか、嵩張らないぐい飲みとか、
   扇子はよく使われるので、団扇とか、千代紙等も良いでしょう。
   そのお土産について、説明できる知識ももちろん覚えて行って説明してあ
   げられれば尚良いかも・・。食べ物の場合は、あまり特殊なものは避けて
   お煎餅が最もポピュラーです。胡麻入りお煎餅が受けていたようです。
   そして、ステイ終了後とても楽しく過ごせたら、今度は帰国してから、そ
   のお家を想像して、似合いそうなものをお礼のお手紙と一緒に届けてみて
   はいかがでしょう。と言うのは私の考えですが・・・。

2001/04/19  

 
 

 

 

 

 

 

うれしいお土産 Part2  

     前回は初めてお目にかかるホームステイ先の方へのお土産のお話、今回
   は、外国に住んでいる日本人の方への日本からのお土産・・。
   よく知っている方なら何が良い?って聞いてみるのが一番。
   何と言っても欲しい物を頂くのが一番ですから(^^;)
   あまり良く知らない方、また何でもいいよって言われたりしたとき・・。
   私の経験では、嬉しいお土産は日本の本でした。
   新刊でなくっても、週刊誌でも良いのです。日本では読まなかったような
   ものでも、長く外国にいたりすると、何かと日本のことが気になるもの、
   ましてや、活字といえば英語英語の毎日。ホットして読むこともできます。
   また、食べ物も嬉しいものです。ただ、イギリスもロンドンなどでは
   たいていのものは手に入りますので、高価なものでなくっても手に入りに
   くい物がうれしいですね。私は大好きなキムラヤのアンパンが嬉しかった
   な(^^;)あと、ウナギの真空パックとかも結構人気があったようです。
   本に似ていますが、CDとかTV番組のビデオとかも頂くととっても、
   嬉しかったものでした。
   いずれにしても、遠く離れているとどうしてか恋しいのが母国です。
   日本からのお友達に会う一番の楽しみは、日本のお話を聞くこと。
   お食事をしたり、お茶を飲んだりする機会があったら、せっかくの旅行
   旅の話しをしたい、行きたい所の情報を知りたい気持ちはもっともです
   が、日本では今こんなことが流行してるのよとか、季節のお話を少しして
   差し上げるのもとても良いお土産になるような気がします。
   外国人への方へのお土産も、日本の方へのお土産も、ほんの少しの心が
   一番ではないでしょうか・・。 

2001/04/26  

 
 

 

 

 

 

 

高貴な方々  

     日本でも、皇族の方々の呼び名は特別ですが、イギリスも王室の方々へ
   の呼び方はかなり細かい決まりがあるようです。
   私が一番始めにそのことに気が付いたのは、とある劇場の名前からでした。
   "Her Majesty"と言う名前の劇場は、有名なオペラ座の怪人がロングランさ
   れている劇場ですが、渡英後初めてこの劇場の名前を聞いた時、どう言う
   意味だろう?と調べたのがきっかけでした。
   英国には、称号を持った方や王族の方々への呼びかけや儀礼にに関する本
   が毎年発行されるそうでそれには詳しくその序列や言葉が記載されている
   そうです。
   “Your Majesty”“Your Royal Highness”“My Lord”“Your Grace”
   “Your Excellency”等の呼び方がそれにあたるそうです。
   映画や、小説などで良く耳にしたりしませんか?
   なるほどと納得したものですが、なぜ、”Your”なのでしょう?
   また、女王様は”Her ”Majestyなのかしら?
   その後しっかりお勉強しなかった私には今でも謎です(^^;)
   どなたか、ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?

2001/05/17  

 
 

 

 

 

 

 

スピーカーズ・コーナー  

     ロンドンの真中ハイドパークの片隅にスピーカーズ・コーナーがありま
   す。1872年に演説用に設定されたこの場所は、誰でもそのいいたいことを
   演説できる場所です。蜜柑箱のような箱(ソープボックスはかつて石鹸
   やその他の物を入れるために使われた木箱でつくられた即製の演壇)の上
   に立ち、それこそどんな荒唐無稽なお話でも、突飛なお話でもすることが
   できます。
   但し演説がおもしろくなかったりすると、かなり意地悪い質問や、野次も
   飛んできます。
   とはいえ、野次や質問があるのは、まだ良い方で誰も話しを聞いてくれな
   い場合もあります。
   政治団体の話しから、動物愛護のお話、哲学的な人生論などなど、話題は
   様々ですが、そこには気楽に議論を楽しむ人の姿があります。
   人の意見をまず聞いてあたりさわりのない返事をするという処世になれて
   いる私には、新鮮でもありましたし、たとえそれがどんな意見であっても
   自分の考えを公にできる事は、学びたい姿勢でもありました。
   そしてまた、こんな習慣があたりまえのようなに長く続いている街で育っ
   た人と、できれば人と同じでありたい国の住人とが交わることの難しさも
   感じたものでした。

2001/06/07  

 
 

 

 

 

 

イギリスの子供達 Part1 

     集団で登校する日本の子供達、下校時は結構バラバラでみんな帰宅して
   行きますよね。
   渡英後まもなく気がついたのですが、イギリスでは、帰り道2・3人の
   小学生達が道草しながら帰って行くって言う図に行き当たりません。
   何故なんだろうと思って尋ねてみると、子供は保護者しに付き添われて
   いないと外出してはならないのだそうです。
   これは法律で定められており、たとえば繁華街でなくても、こどもが一人
   で出歩いていれば、警察に通報され、保護者は厳重なお叱りと、然るべき
   処分をうけます。 
   子供の頃田舎で育った私には、びっくり!の事実でした。
   今はどうなのか知りませんが、学校からの帰り道2・3人の仲良しのお友
   達と帰るのは楽しいものでしたし、ちょっとした冒険もできたものでした。
   農業に根ざして生まれた日本文化の中では、街や村は子供が一人歩きして
   もさほど危険はなく、社会全体が子供を育てていたような気がします。
   欧米化と共にそうした仕組みはなくなりつつある上に、学校の登下校だけ
   でなく、学校にいてさえ安全ではなくなっていまる昨今、日本にもいつか
   そう言う法律ができる日がやってくるのかもしれませんが・・・。

2001/06/14  

 
 

 

 

 

 

イギリスの子供達 Part2 

     Part1では、子供の外出について書きましたが、今回はTVのお話。
   日本でもある程度の規制はなされているのかもしれませんが、イギリス
   では、子供がTVを見る時間滞の番組には規制があります。
   確か夜9時か10時くらいまでの時間だったと思いますが、おもに殺戮
   等の残虐なシーンを含むもの、オカルト、スプラッタ等が特に規制され
   ているようです。
   このことには私も大賛成でした。子供達のやわらかな感性は現実と映像
   をしっかりと見極めるよりも先に、強烈な印象が残るでしょうし、それ
   らがあたかも日常でおこるかのような感覚に陥ったとしても、無理から
   ぬことのような気がするからです。
   現実に起こっている事から目を背けて、美しい虚像を見せる必要はない
   けれど、虚像の世界でしかも、あまりに印象のきついものは選択して
   避けるのも社会として為すべきことだと思います。
   ちなみに、制限される番組にはそれ以外にも性的なものの含まれていま
   す、夜更かししないとご縁がない番組ですがどちらかと言うとあつけら
   かんとしいてて、日本のゴールデンタイムのドラマの方が気恥ずかしい
   思いをするような気がするのは私だけでしょうか?(^^;)

2001/06/21  

 
 

 

 

 

 

 

スリッパ Part1 

     皆様ご存知のことだとは思いますが、イギリスでは基本的に靴の生活で
   す。もちろん、玄関で靴の泥を落として入るのは普通ですし、室内が泥だ
   らけなんて事もありません。それなりに綺麗ですし、慣れれば違和感も
   少なくなってくるものです。
   それでも、純和風の私としては、室内で靴はどうも窮屈で仕方がないのも
   事実でした。また、借りていたお家に以前住んでいた方はフツーのイギリ
   スの方でしたので、当然靴の生活。絨毯のひかれたお部屋を素足というの
   もなんだかなぁ?と言うことで思いついたのがスリッパ。これならOKで
   ょう、と捜してみたのですが簡単には見つからないものです。
   日本人の私が想像するようなスリッパは見つけることは出来ませんでした。
   では、どんなものかといえば、ひものない室内靴のようなスタイルの物は
   見つけることができました。
   もともと、いつ敵が攻めてくるかわからない、いつでも逃げられるように
   と室内でも靴の習慣が出来たのだそうですが、さしずめ、日常生活でも
   スリッパとほとんど変らない草履や下駄で過ごしてきた日本という国は
   もしかしたら、とても恵まれた国だったのかもしれませんね。

2001/06/28  

 
 

 

 

 

 

 

スリッパ Part2 

     直接スリッパとは関係ないお話ですが、室内の靴についてもう少し。
   私は在英中日本人の女性と一緒に暮していましたので、習慣の違いで
   大きな苦労をすることはなかったのです。もちろん室内土足禁止について
   もお互いに意義もなく、スリッパ生活でしたが、お客様は別です。
   日本人のお客様だけなら、問題ありませんが、たまにはそうでないお客様
   もいらっしゃるわけで、その場合ご招待する前にあらかじめ、その旨伝え
   て置くことが必要でした。
   中には日本人のお宅だから、そうだと思っていたとおっしゃる方もいらっ
   しゃいますし、靴を脱ぐのはどうも・・・という方もいらっしゃいます。
   基本的には、郷に入っては郷に従えですから、私達の生活方法は多少
   とも排他的なのかしらと、反省させられたことも事実です。
   室内もずっと靴で過ごす生活に合わせて、ソファーやベット、椅子、机な
   ど様々なものが生み出されてきたことを思えば、それらのものをごく普通
   に使い取り入れている私達も、日常から靴の生活になっても不思議はなさ
   うですが、シャワーは使うけれど、湯船でも温まりたいのと同じで、身に
   ついた生活習慣とはなかなか頑固なもののようです・・・。
   

2001/07/05  

 
 

 

 

 

 

黒猫は不吉? 

     日本では黒猫は不吉って良く言われますよね?
   これって、どこから来たものでしょう?
   その昔の日本のお話に鍋島藩のネコ騒動とかその当りでしょうか?
   私が知っていたのは、黒ネコが自分の前を横切ると良くないことがおこ
   ると言ったたぐいのものですが、その根拠や真偽の程はわかりません。
   ところで、イギリスでは、黒猫はラッキーを運んで来ると聞いたことが
   あります。確かアメリカでは、黒猫は黒魔術の象徴で不吉なものだった
   ような・・。とすれば、日本の黒猫が不吉というのは、アメリカから来
   たものでしょうか?
   そう言えば、日本では鏡が割れると良くないことが起こるって言いませ
   んか?これも私が知っているだけで、どの当りが由来なのかは知りませ
   んが、イギリスにも同じような言われがあります。
   鏡を割ると、7年間不幸が続くといわれているそうです。
   これは、イギリスでは鏡は神の道具と信じられていたそうですので、そ
   の当りから来たのでしょうか?
   それにしても、日本の言葉に、お坊さんを殺すと7代祟ると言われます
   よね?迷信とか、言い伝えって文化が違っても、何処か似ているものの
   ような気がしませんか??

2001/08/16  

 
 

 

 

 

 

 

英国ニュースダイジェスト 

     イギリスに住んだことのある方なら一度は目にされたと思う新聞(?)
   の名前です。確か隔週(または週に一度)発行の日本語の情報誌です。
   イギリスのニュースのダイジェストやら、日本で起こったことものってい
   たりしましたが、日本向けのフラットや借家の広告、シェア―メイトの
   募集、または新しくオープンする日本食のお店、カリフォルニア米の宅配
   案内とか、日本人の求人に至るまで結構たくさんの情報が載っていました。
   私が働いていた企業は日系でしたので、苦労することなく日本の新聞も
   読むことができましたし、日本の週刊誌なども少し古いのさえ我慢すれば
   手に入りましたが、それでも会社宛に送られてくる”英国ニュースダイジ
   ェスト”は結構楽しみでした。
   有料で売っているところもあったようですが、日本食のお店や、日本人向
   けのお土産店などでは無料で配布もしてくれました。
   英語の情報誌の方がずっと数も多く情報も多いのは解っていても、なぜか
   日本語で書かれているとすっと自分の中でイメージが出来てしまうのです。
   まして、異国の地にいると何故か知りたい日本での出来事。他愛のない広
   告でさえしっかり読んでしまう。不思議なものでした。
   これは、もしかしたら私の英語の能力にも問題があるではと、ある日気が
   ついて回りの日本人の方を見てみると・・・。
   在英生活20年以上の方でも、またもしかして英語の方が得意なのでは?
   と思われる方でも、何故か会社宛に届いた英国ニュースダイジェストをし
   っかりお持ち帰りされていたり、お昼休みに楽しそうに読んでいらっしゃ
   いました。
   祖国と言う言葉はイギリスに住んでみるまで、私には実感の無い言葉でし
   たが、在英生活も何年かを過ぎたある日、自分にもなつかしく、暖かく
   思い起こす場所があることに気がついたような気がします。

2001/10/25  

 
 

 

 

 

 

 

au pair(オーペア) 

     何故唐突にオ―ぺアのお話かと言えば、最近のご質問に安く行ける留学
   方法として、オーペアの希望をされる方からの質問を頂いたのです。
    日本ではあまり聞きませんがイギリスでは時々耳に入ってくる言葉です。
   au pair girlと言うのが一般的ですが、男性もいます。
   ご存知の方も多いと思いますが、イギリスでは確か何歳以下だったか忘れ
   ましたが、ある年齢までの子供を家に一人で置いておくと罪になります。
   そのため、働く女性の場合日中子供の面倒を見てくれて、しかも家事を手
   伝ってくれる人の存在はとても大切です。
   しかも、費用があまり高くては困るのでオーペアの制度が重宝されている
   ようです。
   これらは、英語の勉強をしたい外国人が勤めることが多く、オーペアビザ
   なるものもありました。
   但しこのビザは日本人には発給されてはいませんでした。
   住み込みで家事を手伝い、その代償として住む場所と食事と少しの報酬
   があります。
   たいていの人は家事の空き時間に語学学校へ行く方が多いようです。
   子供のいる家庭だけでなく、老夫婦のお手伝いなどお年寄が雇い主である
   事も少なくありません。
   いずれにしても、実際英国人の家庭に入って生活する訳ですから、英語も
   ある程度までは上達が早いようです。
   日本人の学生の方もこの制度を利用したい方も多いようですが、また実際
   オーペアを経験された方も多いようですが、滞在の資格はオーペアビザ
   ではなく、学生ビザだったり、観光ビザだったりするようです。
   これが良いことか悪いことかは個人の判断ですがトラブルが多いのも事実
   です。
   私はオ―ぺアを安易にお金のかからない留学の一種だと考えるのは間違
   いだと思います。
   そこには間違いなく、雇用者と被雇用者の関係が存在することを理解して
   欲しいと思います。
   

2001/10/18  

 
 

 

 

 

 

 

近頃のイギリスPart1 

    と言っても私が行ったわけではないのですが、在英当時同じ職場で働い
   ていた友人が先日イギリスから帰国して聞いたお話・・。
   ”何が一番変わったって、革靴がスニーカーなのよ”とのことでした。
   そうそう、ロンドンと言えば季節をとわずヨレヨレの皮ジャンとブーツ
   だったものです。
   マーケットにも履きふるした皮ジャンや、かなり年季の入ったブーツが
   たくさん並んでいたし、女性も黒い革靴が多かったものです。
   ところが今はそれら影をひそめスニカーが主流だとか・・・。
   サンダルやミュールも最近は普通なのだとか。
   しかも黒か赤もしくは原色に近い色のお洋服がが横行していたのですが
   今年はパステルカラーだったとか・・・。
   う〜〜〜〜ん。私には想像できないかも(^^;)
   イギリスにいた頃パステルカラーのお洋服が欲しくって捜してもほとんど
   見つけられなかったというのに、どうしたことでしょうか?
   ミレニアムはイギリスのルネッサンスだと聞きましたが、まさに大きく
   変わっているのでしょうか?
   日本食もどきのお店も多くできているようで、なんでもカレーをお箸と
   レンゲで食べるとか???
   パステルカラーのお洋服にミュールのイングリッシュの方達・・・・。
   あ〜〜!私も行ってみたい・・・とつくづく感じたものでした!

2001/11/08  

 
 

 

 

 

 

 

 

近頃のイギリスPart2 

     近年まれにみる暖冬と言われていたイギリスでしたが、いよいよ本格的
    な冬がやって来たようです。
    クリスマス手前から急に冷えこみはじめ、今では例年に負けないくらいの
    寒さだそうです。
    乾燥した気候のせいしでしょうか、イギリスは寒さの割には雪はあまり降
    りませんが、それでも一年に何度かは白い大地になることがあります。
    そんな時はバススも列車も止まったきり、いつ動くともわからないのですが
    人々は暢気に”雪だからねぇ”なんてのたまっていたものでした。
     今年頂いたクリスマスカードの便りに寄れぱ、イギリスも日本と同じで
    あまり景気は良くないようです。
    特に日本企業に勤める人の多い私の友人の話では、給与は20%カット
    そのかわり、週4日の勤務となるとか・・・。
    日本ではなかなか進まないリストラ、イギリスではいとも簡単に進むよう
    です。というのも、ほとんどの人が年俸制のお国ですので、翌年の雇用条
    件は年度の終わり近くに行われる人事の方を含めた交渉で決まります。
    結果会社の提示した条件が不当であれば、交渉を続けるまたは、決裂す
    れば自分の納得の行く仕事へと転職するのが普通だからでしょう。
    もちろん、不当な解雇又は人種津別などは立ち会った人事の人によって
    厳しくチェックされますのであくまで能力と会社の経営状態によるのですが
    なかなか厳しい交渉が続いたようです。
    契約社会ですから、当然のこととは言えまだまだ日本には根付き難い習慣
    でしょうか??

2001/12/26  

 
 

 

 

 

 

ケルト神話   

     私が初めてケルト神話に興味を持ったのは、もう10年以上も前になり
   ますが、ファンタジー小説の”アイルの書”と言うホンがきっかけでした。
   そこには不思議な白い鹿や、魔法の剣を携えた美しく果敢な古代の青年が
   生きていました。
   それ以前にもアーサー王の円卓やトリスタンとイゾルデ等は読んでいたの
   ですが、ケルト神話を読み始めて、その起源を見つけたような気がしました
   最初のケルト人は、紀元前500年頃、ヨーロッパ大陸よりアイルランドに移
   住したと言われていますが、古代ケルト人の創生はまず神々の部族争いに
   始まり、神々が地下や海の彼方への楽園へ逃れて妖精となり、人の時代
   が始まったとされています。
   アーサー王のエクスキャリバー等はク・ホリンとゲイ・ボルグそのままのよう
   に思われました。
   スコットランドや、アイルランド、それ以外のイギリスの田舎ならどこで
   も見かける妖精の置物やお話や言い伝えのそこここにその名残を見つけ
   ることができます。また、その風景も思いを馳せるに相応しいものが田舎に
   はあります。
   今、イギリスは映画ハリーポッターのおかげで、ケルト神話ブームだそう
   です。キングスクロスの駅には、無いはずのプラットホームの看板が立ち
   たくさんの観光客も訪れるそうです。
   神話の世界はいずれもそうかもしれませんが、結構厳しくて残酷です。
   映画で見つけた不思議を写真だけでなく、心で触れるにはロンドンのごった
   がえしたプラットホームより、神話の世界の方が近道のような気がするのは
   私が最近のロンドンの変わりようを聞いたからでしょうか?

2001/11/29  

 
 

 

 

 

 

エリザベス皇太后   

     去る3月30日Queen Mamの愛称で親しまれていた、英国のエリザベス
    皇太后が永眠されました。
    新聞には
    Her Majesty Queen Elizabeth The Queen Mother died peacefully in her
    sleep on Saturday 30th March 2002,at Royal Londge,Windsor.
    と記載されていました。
    101才でのご永眠です。去年のお誕生日にはまだ歩いて挨拶をされてい
    たのですからお元気な方だったのでしょう。
    ご存知の方も多いと思いますが、Queen Mamは英国では、女王様より、
    皇太子様より、先に行かれた元皇太子妃より人気の高い方でした。
    生粋の英国の方に言わせると、最後の女王様なのだそうです。
    気品と、そして誇りにあふれてそれでいて、愛らしいとの事でした。
    歴史の中で、英国が最も栄えた時代の最後の女王様と言う意味では納
    得できるお話だと思ったものでした。
    お葬式は、31日から9日まで行われ、最後はKing George VI と共に眠られ
    るそうです。週末にはウエストミンスターで一般の方の弔問もあるとか。
    このあたりも神道とは違うところでしょうか。
    いずれにしても、英国の方にとってはとても寂しい春になったようです。
    長い生の終わりの安らかな眠りを祈りたいと思います。
    興味の有る方はこちらに詳しく載っています。

2002/04/04  

 
 

 

 

 

 

No Travellers   

     私が在英していたころ、パブなどの入り口で時々みかけたこの言葉
   "No Travellers"皆さんはご存知でしょうか?
   ずいぶん以前の話なので、今ではどあなっているのか不明ですが、当時の
   私は"No Travellers"=「旅行者お断り」だと思っていました。
   それにしても何でだろう?私が何も言われないってことは旅行者には見え
   ないのかなぁ?なんて思っていたものでした(^^;)
   実はこれは、日本語の意味で言えば「浮浪者お断り」的な意味合いだった
   ようです。ただ、Travellersと呼ばれる方々は日本の浮浪者とは少し赴き
   が違うようで、定住しない人と言った意味合いのようでした。
   好むと好まざるとにかかわらず定住できないのではなくて、社会の構造や
   税法に賛同できなくて、自ら定住しない人達のようです。
   定住しないからTravellers・・。なんとなく納得できますよね。
   日本にも最近、路上生活者が増えてきているようですが、こちらは不景気
   が産んだ事でやはり少し趣は違うでしょうか?
   何れにしても、英国では今は定住しないことは罪になるようです。
   日本はどうでしょうか?
   定住することを拒否するTravellersと言う方々の存在も驚きですが、定住
   しない事が罪というのもなんだか不思議な気がするのは、私が典型的な
   農耕民族だからでしょうか?

2002/04/15  

 
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