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英国の冬は厳しく長い気がします。それだけに訪れる春は輝いて見えました。

イギリス編  ”冬”

クリスマスと七面鳥

 
クリスマスショッピング クリスマスカードPart1Part2  
 
寂しいクリスマス クリスマス・プティング ファーザー・クリスマス
 
クリスマスと七面鳥 ボクシング・デー  
 
カウントダウン St.Valentine’s Day  

 


 

 

 

クリスマスショッピング 

  ほかの国はともかく、イギリスでは12月初めくらいから、クリスマスショッ
  ピングと言う言葉がよく聞かれます。 
  要はクリスマスのためのお買い物なのですが、私の働いていたオフィスでは、
  誰もがクリスマスまでに半日ショッピングのためにお休みを取ることができま
  した。日曜日はほとんどのデパートなどが営業しないし、夕方も週一度のレイ
  トショッピングの日を除いては夕方6時にはお店も閉まってしまうので、
  こんなお休みが必要なのだとのことでした。とにかくこの国ではクリスマスの
  ための買い物(ほとんどの場合家族へのクリスマスプレゼントを意味するよう
  ですが)は仕事よりも優先するようです・・。
   ただ、現実はその日にクリスマスショッピングをする人はほとんどいないよう
  でしたが・・・。
  ともあれ、この季節になると、街はクリスマス一色、暗く長い冬を忘れたいと
  でも言うように街じゅうが浮き立って行きます。

                                          1999/12/9

 
 

 

 

 

 

 

クリスマスカードPart1  

  英国の家庭やオフィスには12月の初旬あたりから、ポストに色とりどりのク
  リスマスカードが届き始めます。
  日本の年賀状は元旦に届くのがベストのようですが、この国ではクリスマスカ
  ードはイブまでの間ならいつでもOKです。ただし、できれば12月初旬から
  遅くとも20前後までには届くように準備を始めます。
  と言うのも、届いたクリスマスカードには簡単なメッセージが書かれているも
  のから、その年に家族に起こった様々な出来事などを書いた手紙が入っている
  ものもあり、それらは、その日からクリスマスまでの期間個人のお家なら暖炉
  の上や飾り棚などに飾っておいて家族みんなで読んだり、またクリスマスの飾
  りの一つとして置かれたりしているからです。
  私のいたオフィスでは、天井近くに細い紐をかけてそこに届いたカードを飾っ
  ていました。
  カードが一枚届くたびにクリスマスが近づいてくる、そんな風情でした。
  日本でも最近定着してきた感のあるクリスマスカードですが、やはり
  キリスト教の国の賑わいは少し違うようです。

                                         1999/12/16

 
 

 

 

 

 

クリスマスカードPart2  

     今年もクリスマスカードの季節がやってきました。
   世情がなにやら騒がしく郵便物に不安を感じる方も多いのではと、今年は
   アメリカ方面の方にはカードを遠慮させていただきましたが、イギリスの
   お友達には送りたいと思っています。
   さて、英国のクリスマスカードの歴史ってどれくらいなのでしょう?
   英国大使館によれば美術評論家でもあったサー・ヘンリー・コールの考案
   で18世紀半ばのことだそうです。
   同じくクリスマスの習慣を根付かせた人として有名なビクトリア女王が
   18世紀の終わり頃に送ることにしたのがきっかけで国中に定着したと言
   う事です。その市場は約3億5千万ポンド、1軒あたり70枚平均にもなる
   そうです。日本のお年賀も大体その位でしょうか?
   私が毎年頂くカードでとても嬉しいものは、カードとは別にお手紙が入っ
   ています。もちろん印刷ですが一年間の家族の動向が詳しく書かれていま
   す。ご主人様のこと、お子様の趣味が変わったこと、進学の悩みから、
   ガールフレンドができたみたいとか・・・。ほんの些細なことなのですが
   頂いた方のお顔が浮かんできます。そして最後に手書きで一二行の個人宛
   のコメントとご家族全員のサインを添えてくださるのです。
   遠く離れて合うこともまれなお付き合い、季節の挨拶にこめられた想いは
   お国が違っても同じ暖かさがあるようです・・・。

                                         2001/12/06

 
 

 

 

 

 

クリスマス・プティング 

  私達はプティングと言えば、まずプリンやゼリー等を想像しますが、イギリス
 では甘いお菓子を総じてプティングと言うようです。
  クリスマス・プティングはその代表的なものですが、その味は様々です。
  私の記憶では最も一般的なものは、プラムプティングのようですが・・・。
  その昔、古き良きイギリスが生きていたころは、クリスマス・プティングには特
  別の思い入れがあったようで、イブの夜の正餐の最後を飾る食べ物でありい
  ろいろな言い伝えもあったようです。
  例えば、を取り分けられたアツアツのプティングが自分の前に置かれて、その
  湯気が消えるまでに願い事をすると叶うとか、プティングを作る時は煮立てる
  前に必ず家族全員がそれを混ぜること、とか・・。
  日本でお正月のおせち料理にいわれがあるように、様々な慣わしがあったよう   です。
  ともあれ、何度かしかない私の経験では、いまではそれほどの思い入れも、慣  わしも 残っていないようでした。
  お味もそれほどではなかったような・・・。

                                         1999/12/22

 
 

 

 

 

 

 

寂しいクリスマス 

    クリスマスといえば、有名レストランが予約で一杯になる日本とは違って
   イギリスでは、と言うよりキリスト教のお国では、クリスマスは家族一緒に
   お家で過ごすのが、最も一般的なようです。
   アメリカでは、家全体を飾り付けしたり賑やかなようですが、イギリスでは、
   飾り付けは屋内がほとんどのようです。玄関の扉にホリーの枝葉と実で作
   った花輪(リース)を屋内には同じくホリーやモミの枝葉でで作った花輪を
   飾るところが多いようです。
   昔は、ヤドリギの枝等も戸口に飾られていたようで、その下をくぐるカップ
   ルはキスをして通ったとか・・・。
   そんな様々なお話を聞いてはいたものの、実際は、私達異邦人が、本当の
   イギリスのクリスマスを経験するには、余程親しい人が出きるか、現地の方
   と結婚する等と言うチャンスがなければ、なかなか体験できる物ではなさそ
   うでした。
   実際、滞在中の私は、現地の人がほとんど休みとなるこの期間は働いてい
   ましたし、祝日となる日は交通機関さえも止まってしまうので、ただ ひたすら
   静かな時間だったような気がします。結局は日本から、または、異文化のお
   国からのお友達とお食事をしたりしてすごしたものでした。
   思えばクリスマスほど自分が、遠い外国からの異邦人であることを感じた
   季節はなかったようです・・・。

                                         2000/12/14

 
 

 

 

 

 

 

ボクシング・デー  

     クリスマスの翌日(12月26日)イギリスでは、ボクシング・デー
   と言う名前のお休みがあります。
   Boxing Dayと書くのですが、このBoxingがBox(箱)
   の事だというのは、教えていただいて初めて知りました。
   クリスマスの贈り物の日と言う意味だそうで、郵便配達人、広くは使用
   人に一年間の感謝の気持ちをこめてクリスマス・ボックスを贈る日と言
   う意味だと言うことでした。もちろん労働者は公休が頂ける日でもある
   わけです。で、クリスマス・ボックスと言うからにはプレゼントだろう
   と思っていたのですが、多くの場合それは、お金だったのだとか。
   つまりは一年間ご苦労様と言う意味の日本で言えばお年玉のような意味
   合い、もしくはご祝儀のようなものだと言うことでした。
   この日は、友人や知人を尋ねたり、スポーツ観戦をしたりして過ごす人
   が多いのだとか・・。
   日本でも、お正月元旦は家族で過ごし、翌日から年始のお客様がお見え
   になるわけですから、習慣とは不思議に似ているものですね・・。
      

2000/12/21  

 
 

 

 

 

 

 

ファーザー・クリスマス  

     一般にサンタクロースと呼ばれるお方、イギリスではその名を
    (ファーザー・クリスマス)と呼びます。
    もっとも最近ではサンタクロースの呼び名のもかなりポピュラーですが
    英国のファーザー・クリスマスは1653年の木版画に伝統的な赤と白の衣裳
    を着た姿で初めて記録されているそうです。
    赤と白の衣裳は別しとて、トナカイに乗って空からやってくるサンタさん
    はどうやらアメリカ生まれのようです。
    私のイメージでは、煙突から入ってくるといえばアメリカよりも、暖炉の
    すすで街中が暗くなったといわれるほど暖炉と煙突の多かったロンドンや
    イギリスの街なのですが・・。
    もしかしたら、アメリカの方にとってイギリスは心のどこかにある遠い
    故郷なのかもはれませんね。
    クリスマスツリーなどの習慣は以前も書きましたがドイツを故国とする
    ビクトリア女王様の旦那様によって伝わったようですし、伝統の国英国も
    かなり輸入物(?)が多いようです。 
    ともあれ、今ではツリーはかなりポピュラーで、クリスマスショッピング
    で買われたプレゼント達はクリスマスまでツリーのしたに置かれている
    ようです。小さな子供のいるうちでは、暖炉やベットに靴下やストッキング
    等が置かれるようで、これは日本と同じでしょうか?もっと大きいものが
    欲しい時はピロケースでもいいそうです(^^;)

2001/12/13  

 
 

 

 

 

 

 

クリスマスと七面鳥  

      日本ではクリスマスはもっぱら鶏さんのようですが、イギリスでは七面鳥
    がポピュラーです。お腹に詰め物をしてローストされた七面鳥、お味はと
    もかく代表的な料理です。
    ではなぜクリスマスにターキーなのか・・・。
    英国大使館の情報によれば、
    クリスマスの時期には大家族が集まるので、食卓には大きな肉が必要
    になり、16世紀までは金持ちの地主だけがそうした楽しみを享受できて
    いたのだそうです。13世紀には自分の地所で白鳥やクジャクを、それ以
    後はガチョウや豚をつかまえていたものが、1526年にヨークシャー出身
    の男性が、七面鳥をメキシコからイングランドに紹介しましたと言うことで
    す。
    七面鳥はガチョウや豚の4分の1という価格で販売されたので、もっと多く
    の人々がクリスマスに肉を買えるようになった。と言うことのようです。
    しかしそれでも庶民にとっては高値だったようで、一般家庭で七面鳥が
    食べられるようになったのは20世紀になってしばらくしてからのようです。
    とすればそんなに古い歴史でもなさそうですし、最近ではダチョウや、
    ローストビーフを召し上がるご家庭も多いとか・・・。
    以前にも書きましたがこの日、メインのお肉(七面鳥)を食卓で切り分け
    るのはやはり家長である男性の役割。私がお邪魔した日本のご家庭では、
    奥様が綺麗に切り分けていらっしゃいましたが、クリスマスではなく別の
    機会に、お邪魔したイングリッシュのご主人様は、それは見事なナイフさ
    ばきで切り分けてくださいました。
    で、お味は・・と言うと、美味しいのかもしれませんが、私にはどーも
    不向きな料理のようでした(^^;)

2001/12/20  

 
 

 

 

 

 

カウントダウン 

   大晦日と言っても日本とは違いお正月はさほどのイベントではないお国
  柄で、お仕事も31日まで平常通り、1月1日だけがお休みであとは全くの
  平常通りなので賑わいはクリスマスほどではありません。よく、TVなどでビ
  ックベンやトラファルガー・スクゥエアーのカウントダウンの様子が放映され
  ていますが、あれもどちらかといえば、イギリス人よりも、留学生、移民の方、
  外国人居住者が多いようです。私も在英中に一度出かけたことがありますが、
  やはり外国(英国人以外)の人口の方が多かったように思います。
   ともあれ、カウントダウンが始まり、新年のその時には回りにいる人に、だ
  れかれ と無く抱きつき、キスをしても良いなどと、信じられているものですか
  ら、大騒ぎにになることは事実です。
  私はと言えば、友人としっかり手をつなぎ、何人かにガードしてもらってやっと
  騒ぎから逃げ出してきました・・・。
  路上は、寒い最中窓をいっぱいに開け、大きな音で音楽を流したり、クラクシ
  ョンを鳴らしつづけたりする車であふれ、それはそれは、にぎやかでした。
   ニューイヤーズデイはイギリスのと言うよりはイギリス在住の外国人のお祭
  りのようです。

                                         1999/12/31

 
 

 

 

 

 

 

St.Valentine's Day  

    バレンタインデーといえば、デパートのお菓子売り場がいたる所チョコ
   レートで埋め尽くされ、有名貴金属点の商品が品切れになり、そこかしこ
   のレストランが予約でいっぱいになる日本ですが、イギリスではずいぶん
   趣が違います。
    まず、日本のように女性から男性へという決まりはもちろんなく、愛する
   人へのメッセージというような意味のように感じました。日本のように派
   手ではなく、メッセージやプレゼントもどちらかと言えば、と言うより大半
   は男性から女性へのメッセージが多いようです。
    贈られるものの中で、最も多いのはカード、どんな時もカードのプレゼ
   トは欠かせないこの国ですから当然ですが、品物で想いを伝えるよりは暖
   かいような気がします・・。
   カードに添えられる品物は様々で、花束、ぬいぐるみ、お菓子類、何でも
   OKです。変わったところでは新聞でのメッセージがあります。
   バレンタイン当日の夕刊だったと記憶していますが、”愛してます”とか
   ”結婚して!”なんて言うものまで様々なメッセージが寄せられています。
   もちろん名前入りで・・・。
   これはどちらかと言えば若い方に多いようですが、シャイなイギリスの人
   達もこの日ばかりは結構大胆なようでした。
    ついでに、日本ではホワイト・デーなるものがありますが、こらはあまり
   お話は聞きませんでした。   

 2000/02/10

 
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sapace

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