『千の風になって』その後のあれこれ

新井満

 

みなさん、お元気ですか。
昔作った歌『千の風になって』のことが、朝日新聞の天声人語(2003年8月28日 木曜日)に
紹介されて以来、たくさんの、とてもたくさんのお手紙やメールを送って頂きまして、
ありがとうございました。
さて、その内容は、
「アライマンが歌っているというその私家盤CDを手に入れるには、どうしたらよいですか?」
「楽譜も手に入りますか?」
「原作となった作者不明のその英語詩のコピーは手に入りますか?」
「そもそもの不思議な英語詩を書いたのはどこのだれなのですか?」
といったものでした。

長い間、お待たせしました。

みなさんからいただいたお問い合わせやご希望に、ようやくお返辞ができるときが
やってまいりました。みなさんの疑問に回答し、ご希望をかなえることにしました。
つまり、本とCDを出すことにしたのです。
発売日はいずれも11月6日、仏滅です。
次にその内容についてお知らせします。

本『千の風になって』(講談社)
  *原作となった英語詩
  *新井満が翻訳した日本語詩
  *新井満が作曲した楽譜
  *長編エッセイ「死と再生の詩"千の風になって"はいったい誰が書いたのだろう」

この本を読んでいただくと、「千の風になって」にまつわる全てがわかります。
どこの国のどんな人物が、この謎にみちた詩を書いたのか? 新井満の私家盤CDは
どのようにして作られたのか? などなど。
定価は、税込み一千円也です。
何しろタイトルがタイトルですからね。"千"という数字にこだわったわけです。
ご希望の方は書店で予約して下さい。

CD『千の風になって』(ポニーキャニオン)
  *新井満の歌入りタイプ
  *オーケストラバージョン
  *朗読バージョン
  *カラオケ
  *ボーナストラック「2001オリジナルバージョン」(これが私家盤CDに入っていたものです。
                     ほとんど死んでいた幻の録音テープが蘇ったというわけです)

マキシシングルです。たくさんのコンテンツが入っていますが、これも定価は一千円也に
抑えましたので「得したあ!」と思うかもしれません。
予約はレコード店でどうぞ。

お知らせがもう一つあります。
天声人語を読んで感動したという、あるプロデューサーが『千の風になって』を映画の主題歌に
したいのだがいかがでしょう、という打診をしてきました。
映画というのは『天国への手紙』(南果歩主演)というもので、既に撮影は終了していて、
あとは音楽をつけるばかり、という時に天声人語を読んだと言うことのようです。
さっそく、その映画のシナリオを読ませてもらいました。なかなか感動的です。涙なしには
見られないようなストーリィです。というわけで主題歌の件、よろこんで引き受けることにしました。
映画「天国への手紙」完成披露試写会は11月19日水曜日/午後三時/銀座ガスホールだそうです。
詳しい情報はhttp://www.tengokuenotegami.jpにアクセスして確かめて下さい。

朝日新聞の天声人語が出てから一ヶ月経つか経たないうちに、以上のようなお話が次々に決まりました。
これもみな天声人語氏のおかげです。天声人語氏には、心から感謝申し上げたいと思います。

この秋は、本とCDと映画で、皆さんにお目にかかれそうで、うれしい限りです。
では、また。

 

                                        2003年10月5日 日曜日
                                               新井 満

■リンクをして下さる場合はトップページ(http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/)にお願いします。

 

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